1%読書術 1日15分の知識貯金 著者:マグ
「読書って正解の読み方あるのか?」「自分の読書ってこんな風にやってて大丈夫かな?」
こんな風に考えたことってありませんか?
私もそうだったのですが本を読むって結構大変で、マンガはすぐ読めるのに活字ばかりだと読む気がおきないって方は多いですよね。
私の言い訳としては、「目がしょぼしょぼするし、難しい言葉が多くて疲れる」といったところでしょうか(笑)
読書に苦手意識がある人ほど、一読すると「なるほど~」ってなりますよ
こんな方にオススメです!
- 読書をして知識を高めたいけどすぐに諦めてしまう方
- 良いことなのは知っているけど、どう始めていいかわからない方
- 読書するのが億劫になっている方
ここでは私が元々実践していた且つ、改めて気づけた内容を3つに要約してご紹介させて頂きます。
読書の目的は「読破」ではない
皆さんは本を読む際、「最初から最後までを全て読み切らないといけない」と思っていませんか?
残念ながら大きな間違いです。(⇐断言!
物語形式の本ならわかりますが、実用書や自己啓発本などに限っては順番に読む必要は全くない
と私は思っていますし、本書にも「この本を頭から読む必要はない」と記載されています。
大事なのは「読む目的」です。
「自分がこの本から何を得たいのか」が重要で、これが無いとそもそも本を買う意味すら失ってしまいます。
じゃあどうすればいいのか? ここが一番大切です。
目次を熟読してください。
目次は本の地図であり、メニュー表なんです
目次読んでますか? 基本パラパラっとめくって終わりですよね?
それをしないで正直に頭から読んでいる方は
焼肉食べ放題で「肉を食べる前に、メニューの野菜から順に注文して、野菜でお腹いっぱいになって肉を食べずに帰る」のと同じ事をしているんです!
読みたい(食べたい)タイトル(料理)を、目次(メニュー)から見つけて
好きなものを先に選び(食べ)ましょう!
自分が学びたい、得たい知識が書いているタイトルを目次から探し、ポイントごとに読むとめちゃくちゃ効率よく読書が出来ます。
1%の正体
1日にどれだけ読書すればいいのか?
当然長くすればするほど良いというのは分かってはいるが、それが出来ない人や時間がそもそも無いという人がほとんどですよね。
そこで、1日に1%だけ頑張って読書をしてみるというのはどうでしょうか?
具体的に1日の1%ってどのくらいかというと
1440分(1日=24時間)×0.01(1%)=14.4分(約15分)
これだけなら出来そうな気がしませんか?
さらに活用するとして、1時間読書をする場合
「5分の休憩(計15分)を挟みつつ、15分ずつ読書(計45分)する」というやり方も出来ます。
科学的にも証明されています
「60分休みなしで読書をする」のと「15分の読書を休憩挟んで3回に分けてする」の場合
後者の方が3/4の時間で前者と同等以上の効果が出ているそうです。
「本が読めない」「時間が無い」という方は、1%(15分)の読書をおススメします!
読書の目的に合わせた視点
ただ知識をつけたいという本の読み方は自分を迷子にさせます。
目的があって読んでいるわけですから、それに合わせた「視点」で本を読むことが大事です。
著者が上げている視点として4つが記載されています。
- 「著者」:過去の作品との共通点や相違点を比較して、著者の思考や主張を理解しながら読む
- 「作品」:書いてある文章をそのままイメージするもっとも一般的な読み方
- 「読者」:著者や作品の主張ではなく、これをどう日常に生かせるかなど自分の主観で読む
- 「他者」:レビューやネタバレ等で他人が書いている感想を基にして、先入観を持ちつつ読む
私の場合だと
・自己啓発本や実用書は断然「読者」
・古い偉人の本とかになると「著者」たまに「他者」
・ラノベは「作品」
といった感じで分けてます
ちなみに著者曰く、社会人にとって役立つ視点は「読者」をおススメしています。
なぜなら、ただ読んだ本の知識を丸暗記しただけでは意味が無いです。
いかに取り込んだ知識を自分に落し込み、実生活で直接的に役に立つものに昇華するかが重要です。
まとめ
私は読書し始めではありますが
ある程度「こう読もうかな」みたいな具合に自分なりのやり方を実践して読書を進めていましたが
正直本書を読んで驚きました。
「え、私がやってる読書の仕方とほぼ同じ!?」
具体的にどうすればいいか等は本書の方が、そら詳しく記載されているのですが
大まかな方法は私が実践している内容と被っているものが多くて、結構嬉しかったです♪
一緒に、1日1%頑張りましょう!
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