本日は投資の勉強として「株式投資」を学んでいきましょう!
株の投資ってよく聞くんですが、ちょっと怖いイメージがあるんですよね。
それはテレビドラマに引っ張られ過ぎですよ。
とはいえ、実際に株の投資に伴うリスクはもちろんありますが、ちゃんとやり方を知れば怖いことは無く、寧ろメリットが圧倒的に多いんです。
株式投資は資産運用の中でも簡単なので、知っておいて損はないですよ。
株式投資とは
私たちの生活では、多くの商品やサービスをよりよくするために企業は努力しています。
新製品を研究・開発するための資金や、工場や機械などを作ったり、人を雇ったりする資金など、長い期間にわたって多くの資金が必要となります。そのため、企業への出資者を募り、事業のための資金を集めます。
その資金を元手に活動して利益をあげることを目的とした企業が「株式会社」となります。
株式会社に資金を出してくれた人(株式を購入した人)を「株主」と呼び、発行会社の出資者(オーナー)の一員となります。その株主に対して投資の証明書として付与されるのが「株式」です。
株主は、企業に出資する対価として、株主総会で議決する権利(議決権)や配当金・株主優待を受け取る権利などを得ることができます。
株式投資っていうんは
「アタシのお金はあんたらの応援に使こうたるから頑張りやー!
その代わり儲かったらお礼待ってるでー!」
みたいな感じなんやね。
株式投資においては、企業の業績が好調で株式を購入した時よりも価値が上がった際に、その株式を売却して発生した利益「キャピタルゲイン」
株式を保有している期間中、企業の事業運営で出た利益の一部を株主に還元される「インカムゲイン」
株式を一定数または一定年数保有している場合に受け取れる「株主優待」
この3つの利益を得られる権利があります。
※注意点として、株主優待は全ての企業が実施しているわけではないです。
- 議決権:
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株主総会での発言や重要な決議への投票など、企業の経営に参加する権利
- 剰余金配当請求権:
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企業の得た利益の分配として、持っている株数に応じて配当金などを受け取る権利
- 残余財産分配請求権:
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企業が解散した時に残った財産の分配を受け取る権利
通常は100株単位での売買取引しか出来なかったですが、「単元未満株取引」という取引がSBI証券や楽天証券などが導入され、1株単位で株の買付が出来るようになっています。
その為、500円のワンコインで株主になることが可能です。
小額から投資を実施したい方や投資金額が多く用意できない方などは、例えば毎月の買付を5株、10株、20株と、現時点の自分の資産と相談しながら投資を始めることが出来ます。
キャピタルゲイン(売却益)
「キャピタルゲイン(capital gain)」とは、取得した資産の価格が値上がりすることにより、売却時に得られる利益のこと。
【capital:「資本」や「資産」/gain:「得る」】の意味がありますよ。
例えば50万円で購入した株式を60万円で売却した場合、差額の10万円(手数料や税金を除く)が売買差益です。
一般的にキャピタルゲインを狙う場合はハイリスク・ハイリターンの傾向にあります。
メリット
短期間で大きな利益を期待できるメリットがあります。
価格が急上昇することで、2倍以上の利益を得られることもあります。(テンバガーと言われるやつです。)
株で成功している人のほとんどの投資家が、このキャピタルゲインを軸に活動しています。
デメリット
保有する銘柄の価格が暴落した際に、大きな損失を被る可能性があります。
リーマンショックやコロナショックのような大規模な経済危機が発生した場合、損切を余儀なくされる可能性があります。
株価は常に変動しており、株価の上昇により大きなリターンが得られる可能性がある一方で、その分リスクも大きくなるということです。
※投資商品によって高い税金を課される点もキャピタルゲインのデメリットです。
2023年4月現在、所有期間が5年以下の土地や建物を売った場合に、課税短期譲渡所得金額× 30%(住民税9%)の税額を支払わなければなりません。
インカムゲイン(配当金)
「インカムゲイン(income gain)」とは、資産を保有していることで得られる利益のこと。
【income:「収入」や「売上」/gain:「得る」】の意味がありますよ。
債券や預貯金の利子、投資信託(ファンド)の収益分配金、株式の配当金が該当します。
キャピタルゲインのような大きな利益を獲得することは出来ませんが、利子や配当金などの利益を複数回得られる可能性がある。
メリット
長期保有することで安定的な利益を得ることが出来る。
売却を目的としていないので、値動きによるリスクに惑わされることが少なく、ストレスを感じにくい。忙しい人や初心者などに向いている利益獲得の手法。
配当金は再投資も検討出来る為、複利効果により更に利益を得ることも可能。
デメリット
短期間で大きな利益を得ることが出来ない。
1株当たりの配当金は数百円~数十円がほとんどの為、ある程度の株を投資・保有していないと恩恵を感じにくい。
また、企業の業績によっては配当金の減配が発生する可能性もある為、安定はしているが毎年同じだけの配当金が絶対得られるとは限らない。
株主優待
一定数以上の株を長期保有している場合に、企業から自社商品やサービスなどの「優待品」を贈る制度のこと。
株主優待は任意の制度であるため、すべての企業が実施しているわけではないでー。
特に新しい企業なんかは実施していないところがほとんどで、おじいちゃん企業が主に実施してるんやで。
(2023年6月15日時点)
上場企業のうち約1,479社が優待制度を導入している。
お米や金券、優待券からカタログギフトのように選べる優待などバリエーション豊かになっているし、長期保有してくれる株主は、企業にとって株式をすぐに売却してしまう株主より有難い存在なので、長期保有制度を取り入れる企業も増えてきています。
特にインカムゲインの長期投資を実施している場合は、株主優待の恩恵を受けやすいです。
どの企業に投資しようか迷っている場合は、株主優待も条件に入れてみると決めやすくなります。
優待を受ける為の条件
基本的には下記が条件になります。
①大体、100株以上の株を保有する必要がある。※企業によって違う。
②株主優待を受け取るには、「権利確定日」に株主である必要がある。
②に関して、実際には「権利付最終日」(権利確定日の2営業日前)までに株式を買付し、保有していなければいけない。
例えば6/30が権利確定日の場合、6/28までに買付ければOK
- 6/28:権利付最終日
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株式を買付けすれば、株主の権利が得られる。⇐ここが重要
- 6/29:権利落ち日
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落ち日には売却しても権利がなくならない。
- 6/30:権利確定日
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株主としての権利が確定される。
まとめ
株式投資について説明しましたがいかがだったでしょうか?
小額からでも投資出来るのを知らなかったので、少しずつなら僕で投資を始められるのが分かったのは凄く嬉しいです!
早速始めてみたいです!
アタシは優待制度にめっちゃ惹かれるわ~!
資産も増やせて、株を持っているだけで優待も得られるとかWin Winやん!
下記の図のように、人生においてお金は必ず必要なモノです。
なので金融リテラシーを高めておくことがこれからの時代に最も必要になってくるでしょう。
- 将来どのような仕事に就くのか→どのくらいの収入があるのか
- 結婚(結婚式)はするのか→するのであれば、費用はどのくらいかかるのか
- 子どもは作るのか→作るのであれば、出産や子育て・教育にどのくらいの費用がかかるのか
- 住宅は持ち家に住むのか、賃貸にするのか→購入費用・賃料はどのくらいかかるのか
- 転職はするのか→するのであれば、収入はどのくらい変わるのか
- 老後はどういった生活がしたいのか→老後の資金はどのくらい必要なのか
自分に合った投資方法を選択することで、より良い人生を計画していきましょう。
本日はここまで! また次回お会いしましょう!
ではでは~
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