【資産構築】短期間で億を稼ぎたいなら知るべき! 秘訣は「良い借金」と「現物投資」だと?

お金

1年で億り人になる 著者:戸塚 真由子

これを読む方全ての方にお伝えします

本書は、皆さんが思っているような稼げる方法を教えてくれる本ではありません

そして、失敗したことがない人や、お金に困っていない人には、理解できない点もあるかもしれません。

本書が教えてくれるのは本物のお金持ちが持つ「大富豪マインド」です

著者は、尊敬する師匠の教えを素直に実行することにより、資産1億を超え、わずか3ヶ月でFIREを達成したそうです

著者曰く、本物のお金持ちとは年収が高い人ではなく、働かなくてもお金を生み出す方法を知っている人だと!

こんな方にオススメです!

  • お金を稼ぐことだけに必死になってしまっている方
  • 全ての借金は「悪」だと思っている方
  • 短期間で億り人に心の底からなりたい方

ここでは私が圧倒された内容を3つに要約してご紹介させて頂きます

もくじ📜

お金を増やす資産構築の考え方

私は久しぶりに第1章から本を読みました(⇐普段は第3章くらいから読みます

まずこの「資産構築」を理解していないと本書を読み進めることは出来ないと感じたからです

私たち一般的な常識として資産構築は「お金を稼ぐ⇒増やす」という順番によって、元手を稼ぎ、投資によって増やしていく、というものですよね?

しかし、大富豪の資産構築の順番は「集める(借りる)⇒増やす」なのだそうです!

要は、最初に大きなお金を持つ人が真の資産家であり、それだけ人生が有利に働くということらしいです!

さくと

一般的な資産構築が間違っているというわけではないのです

稼いでお金持ちになることは出来るけど、実業ビジネスの成功率は低い且つ、成功までに時間がめちゃくちゃかかってしまう

本書が謳っている「1年で億り人になる」という目的を達することが出来ないってことなんです

「貧者の発想(元手を稼ぐではなく、「大富豪の発想(どうやって元手を集めようかが、私たち一般人と違う考え方であり、短期間で億を稼ぐ発想に繋がっています

最初から大きなお金(資金)持ち、投資初期から大きなお金を減らさないように運用する

私たちはまず元手を稼ぐという貧者の発想を捨てる事から始めなければいけないのです!

 

「良い借金」と「悪い借金」

大きなお金を集める為の代表的なものとして、ローンが挙げられます

私たちにとって借金とは「怖い」や「悪い」というイメージが、デカデカと消えない油性ペンで書かれていませんか?

しかし著者は、良い借金をどんどん増やしましょうと仰っています

では借金の良し悪しとは一体何なのか?

本書では良い借金と悪い借金の下記の例を挙げています

LOOK

<悪い借金>

  • 住宅ローン:大抵の人が一生仕事を辞められなくなるワナ
  • 投資用不動産:売りつけられる物件は投資用に不向きな残り物
  • 車のローン:毎月のキャッシュフローがマイナスになる(ハッキリ言って損しかない)

<良い借金>

  • 自分の足で探したマンションを買うローン:信用によって追加で借入が出来るようになる
  • クラウドファンディング:事業に回してキャッシュフローをプラスに出来る
  • ※他には、コロナ融資などの事業性のローン:低金利

良い借金と悪い借金の違いをしているかどうかで、本物のマネーリテラシーを持つ資産家なのかが問われますね

次に本書では「3000円を10年間どう使うか?」という話があるのですが

この話がものすごく面白いです!

さくと

序盤過ぎて著者にごめんなさいしたいくらい、本書ではここが私の最高値でした💦

「良い借金」とはこういうことかと納得しました!

著者が出会ったある投資家から「①年利2%で300万円を借りて不動産を購入して運用(年利9.6%(月利0.8%))し、10年で返済する場合」と「②毎月3000円を10年貯金し続けた場合の金額」との2ケースを提示されたそうです

後で表にて解説するのですが、著者は当初①の投資は借金の返済が毎月2万7604円で、もらえる利息が2万4000円なので毎月3000円以上の出費になりマイナスの投資なのではないかと質問したそうです

するとその投資家が、もう一度冷静に計算してほしいと回答

ここで最初の「3000円を10年間どう使うか?」の問われている意味が分かります

  • ①300万円を借りて不動産を購入して運用した場合(返済期限:10年/年利:2%)(運用:年利9.6%(月利0.8%)※このままの年利が10年続いたとする)
  • ②毎月3000円を10年貯金した場合
年月①利息/返済額 = 差額②貯金
1ヶ月24,000円 / 27,604円 = -3,6043,000円
1年301,016円 / 331,248円 = -30,23236,000円
3年996,690円 / 993,744円 = 2,946円108,000円
5年1,838,973円 / 1,656,240円 = 182,733円180,000円
8年3,446,624円 / 2,649,984円 = 796,640円288,000円
10年4,805,219円 / 3,312,420円 = 1,492,799円360,000円

おわかりいただけただろうか?

②は毎月3000円の貯金を10年間続けた場合の合計は36万円となっている

しかし、①はその毎月貯金する3000円強と利息を使って返済を続け、10年後には、返済額から差し引かれた利息のおよそ150万円が手元に残り且つ300万円の不動産を手に入れているんです!

しかも3年後には約3000円が手元に残る計算になり、5年後には貯金額を上回ります

同じ「3000円を使う」という目的でも、「①300万円の不動産が手に入る」のと「②36万円を貯金出来た」では圧倒的に価値が変わっているんです

さくと

私は自分で計算していてブルブル震えました・・・こんなにもお金に関する知識やマインドが違うのかと・・・

良い借金は、レバレッジを効かせる為には必須の手段なんです!

 

「現物投資」の破壊力

本書の表紙に書かれている言葉ですね

富豪レベルが上がるにつれてこの「現物投資」を扱う数が増えるそうです

CHECK

現物投資とは?

・実際に「ブツ(実物)」が存在していて、それを売買する投資のこと

「キャピタルゲイン(売却益)」「インカムゲイン(定期的な利益)」のどちらもある多様なやり方ですね

何故、ブツがある方がいいのか

それは元本が毀損きそんしにくいということです

株式やFXや仮想通貨といったブツが無いものとは違い、不動産のようなブツがあるものは家賃収入で暴落して0円なんてことも無く、不動産価値も極端に減ることが少ないのです

そして現物投資には大きなお金が必要になってきます

最初の方でお伝えした「集める(借りる)」という資産構築がカギになります

さくと

ハードルが高い投資内容になっている部分ですが
著者は「法人化」を実現すれば、動かせるお金のケタが1~2つ違うので、決して遠い世界ではないと仰っています

私たちが今すぐ実行というには難しい投資ですが、この考えを理解することが「1年で億り人になる」秘訣だそうです!

しかし、少額でレバレッジを効かせようとして、FXや仮想通貨のようなギャンブル投資に手を出す人は絶えません

ギャンブル投資は「ゼロゲーム」

誰かが利益を得ると、誰かの利益がゼロになる不毛なゲームと著者は言っています

ですが、現物投資は世の中に価値を提供することにより自分も豊かになる「ウィンウィンの社会貢献」を可能にすることが多く、みんなが幸せになる形を作ることが出来る

有名な書籍『夢をかなえるゾウ』にも、「ビジネス=他人の欲を満たして対価をもらう」という言葉があります

どんな形であれ、私たちは誰かを喜ばせることで得られる対価が、大きな価値を生むことを理解しなければいけないですね

まとめ

本書はとてつもなく難しい1冊でした

読めば読むほどこれを実際にやっていけば億り人になれる要素が存分に書かれています

当サイトの要約としては分かりやすくをモットーとしているので、難しすぎる章については割愛していますが

実際に本書を手に取って読まないと分からないような気づきや驚きが潜んでいます

本屋でチラッと見て「気になるなぁ」と思い購入しましたが、面白過ぎて1日で読み切り、また読み返しています

ですが、私のように読んでいるだけではダメなのです

億り人になるというのは生半可な覚悟では到底不可能であると再認識させられました

私たち一般人でも、億り人になる可能性がまだあるんです!

お金

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この記事を書いた人

30代からの勉強を本気で実施するプログラマー
2023年後半に念願の子供を授かりました。
掃除と部屋の模様替え、貯金と節約がこの世で一番好きなことです!

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